To be the best partner in China and Asia
日本ファンドの位置づけ
トラスター・キャピタル(Trustar Capital)は、香港を本拠とするシティック・キャピタル・ホールディングス(CITIC Capital Holdings Limited)のプライベート・エクイティ部門で、中国、日本、米国のそれぞれの企業を対象にした中国ファンド、日本ファンド、国際ファンドの各ファンド事業を営んでいます。
これらのファンドは、いずれも、中国の産業・金融コングロマリットであるシティック・グループ(CITIC Group)の経営資源・ネットワークを活用し、中国およびアジア地域での成長を大いに活用して更なる企業価値の拡大を支援しようという理念を共通にしながら運営されています。
トラスター・キャピタル日本ファンド 日本の企業を投資対象とするトラスター・キャピタル日本ファンドは、2004年に第1号ファンドCITIC Japan Partners(CJP :ファンド規模 約170億円)、2010年に第2号ファンド CITIC Capital Japan Partners II (CCJP II : ファンド規模 約180億円) 、2017年に第3号ファンドCITIC Capital Japan Partners III (CCJP III:ファンド規模約300億円)が設立されました。
幅広い案件の実績
トラスター・キャピタル日本ファンドは、事業承継、大企業スピンオフ、上場企業の非公開化、事業再生などの領域で、既に10数件の日本企業への投資実績を有しています。
プロフェッショナルな陣容
トラスター・キャピタル日本ファンドの投資案件における投資実行・ハンズオン支援は、プライベート・エクイティ、経営コンサルティング、中国ビジネス、ファイナンスなど多様なバックグランドと国際的な視野を持つ日本人と中国人のプロフェッショナルメンバーで遂行されています。チームは、東京と上海にあり、連携して活動しています。
ミッションステートメント
成長への貢献
我々は、日本企業の成長を通した真の企業価値創造に貢献することを目指します。チームの豊富な経験と実績に基づく日本企業の国内事業の本質的改革へ向けた戦略的な支援や、中国やアジアにおけるシティック・グループのネットワークとリソースを活用した海外展開の支援を通じて、日本企業の真の成長・企業価値拡大への貢献を目指します。
経営とのパートナーシップ
我々は、全てのステークホルダーの利益を尊重し、投資先企業と真のパートナーシップを組みながら、その成長を支援します。企業の発展は、顧客、取引先、地域社会、従業員、経営者、株主などの全てのステークホルダーの利益を尊重することを通して初めて可能になることを踏まえ、Trustar Capital ESG Policyに沿いながら、投資先企業と密接な意見交換を重ね、協調体制を組みながら、経営陣との二人三脚で、その成長への展開を支援します。
誠実
我々は、愚直に誠実であることを目指します。全てのステークホルダー間の利害の調整は決して容易ではありません。しかし、それだからこそ、ビジネスの基本は信頼関係にあることを肝に銘じ、全ての局面であらゆる関係者に対して愚直に「誠を尽くす」ことが、出発点であり、ベストソリューションへの王道であると考えます。
トラスター・キャピタル日本ファンドは次のような特徴を持つ投資理念・投資戦略の下に運営されています。
日本の中堅企業のハンズ・オン支援パートナー
トラスター・キャピタル日本ファンドは日本の中堅企業を投資対象とし、その付加価値創造を日本的な産業・経営風土を踏まえたハンズ・オン的アプローチで支援します。責任ある投資家・株主として、投資先企業との密接なパートナーシップの下で、直接的に経営に協力していくハンズ・オン型の支援を行い、成長への貢献を目指します。
成長戦略を軸とした付加価値創造
日本企業は、国内にあっては少子高齢化などから市場の伸び悩みに直面し、市場環境の変化に適合する本質的な経営改革を求められていると共に、経済のグローバル化の進展を踏まえた新たな成長戦略が求められています。シティック・キャピタル日本ファンドはこのような日本企業の本質的な経営改革とグローバル化の進展を取り込んだ成長の促進を支援します。
中国を中心とした国際的な視野を持った支援
グローバル化の進展の活用においては、中国の有数の産業・金融コングロマリットであるシティック・グループの経営資源・ネットワークを活用し、中国およびアジア市場を中心にグローバルな観点から日本企業が海外展開や海外の経営要素を一層活用できるような支援を目指します。
マジョリティ投資
トラスター・キャピタル日本ファンドが原則として投資先企業の過半数の株式持分を取得することによって、経営に責任ある立場で経営をサポートすることで、企業価値創造を目指します。典型的な投資の類型は、事業承継、大企業スピンオフ、公開企業の非公開化、事業再生などですが、その他にも様々なケースが考えられます。
対象事業
製造業や消費財を中心として、事業展開上、中国やアジアなどの海外の活用余地のある業種を全て対象としています。海外の活用余地のアングルの発掘は、我々の大きな役割と考えています。